月. 6月 24th, 2024

相続・遺産分割の相談先は税理士か弁護士へ!それぞれのメリットと相場金額について

相続・遺産分割は個人で行うと思わぬトラブルを生む可能性があります。
後々のトラブルを避け、ムダな税金を支払わないためにも、弁護士・税理士に相談することをオススメします。

相続や遺産分割は分割する費用が多ければ多いほど、トラブルを招く可能性がありますが、少額であっても親族間のトラブルを引き起こす原因になるため、必ず税理士、弁護士に相談することをおすすめします。

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そもそも相続・遺産分割とは、どんなことを行うのか?

「相続」「遺産分割」は亡くなられた方の財産を生きている家族に分配することです。

特に遺産分割は複数いる相続人に対し、亡くなられた方の財産を誰がどの程度もらうのかを決める方法です。

法律により、相続する順位は次にように相続の優先度は異なりますが、すべての人が相続の内容や分割される財産に納得するとは限りません。

 

  • 亡くなられた方の配偶者……法定相続人
  • 亡くなられた方の子ども……第1順位
  • 亡くなられた方の親……第2順位
  • 亡くなられた方の親族……第3順位

 

例えば、亡くなられた方が遺言書に配偶者がいるのにも関わらず「子どもにすべて財産を相続する」となった場合は、配偶者と子どもの間でトラブルになる可能性がありますし。

配偶者がおらず、子ども同士で骨肉の相続争いになることもあります。

しかし、亡くなる前に税理士や弁護士、司法書士に相談し、遺書を作っておいたり。
また亡くなった後も、すぐに税理士や弁護士、司法書士にすれば骨肉の相続争いを避けることができます。

また税理士や弁護士、司法書士に相談することで相続争いだけでなく、相続税を安く抑える“節税”に関しても、的確なアドバイスをもらえることがあります。

相続・遺産分割は状況や目的に合わせて相談先を選びましょう!

相続・遺産分割の主な相談先としては、次のような場所があり。それぞれ得意分野が異なります。

 

  • 税理士……書面作成、税金、財産、不動産
  • 弁護士……書面作成、財産、不動産、法律(ほぼすべての範囲)
  • 司法書士……書面作成、財産分与、不動産
  • 行政書士……書面作成
  • 銀行……財産管理(現金、不動産、証券など)

 

この中でも、特に相続・遺産分割の際に頼りになるのが「税理士」と「弁護士」「司法書士」です。

なお行政書士も相続・遺産分割への相談ができますが、行政書士はあくまで許認可申請の代行が主な仕事であり、法的に“代理権”がないため、書面作成以外では法的な効力がありません。

税理士に相談する費用とメリット

税理士はその名の通り、税に関するプロフェッショナルです。

そのため相続・遺産分割において唯一「相続税の申告」が可能です。

※3600万円以上の相続財産がない場合は相続税を支払う必要はありません。

税に関するプロのため、場合によっては相続税を「0」にまで節税することもあります。

 

  • 貯金
  • 土地、不動産
  • 株式(社債)
  • 生命保険
  • 美術品などの資産
  • その他税の支払い

 

税理士として上記のような財産の管理を行い、節税を行うことができます。

 

  • 取得金額5000万円以下……20~50万円
  • 取得金額5000万円~7000万円……30~70万円
  • 取得金額7000万円~1億円……35~100万円

 

※上記は一例です。

なお税理士への報酬は、相続財産額の割合によって異なります。

弁護士に相談する費用とメリット

弁護士は法律に関するスペシャリストです。

相続案件を得意とする弁護士は次のような問題の解決を得意としています。

 

  • 遺言証の作成
  • 死後の相続手続き(亡くなられた方の代理人として)
  • 遺産分割の細かな分配
  • 各種、不動産や保険などの取り扱い
  • 相続に関係する手続きの代行や助言

 

相続や遺産分割に関して、先にご紹介した税理士よりも幅広い分野に対応しています。

また弁護士は法的にトラブルを解決する専門家であり。相談者にとって有利になるように相続者間で交渉を行ってくれます。

相続や遺産分割に関して弁護士を利用するメリットは「包括的にトラブルを法的に解決してくれる」ということにあります。

次に相続に関する案件を依頼する際に、弁護士に依頼する相場価格は次の通りです。

 

  • 取得金額1000万円以下……~50万円
  • 取得金額1000万円~9000万円……80~500万円
  • 取得金額1億円~……600万円~

 

※上記は一例です。

税理士と同じく、クライアントの取得金額に応じて弁護士への支払い金額が変動します。

法的に行える仕事が幅広いため、弁護士への支払額は税理士よりも高くなりがちです。

司法書士に相談する費用とメリット

司法書士は、弁護士や税理士に比べると行うことができる業務は少ないですが、依頼する費用は少ないというメリットがあります。

 

  • 法的な代行業務
  • 遺産管理業務
  • 不動産名義の変更
  • 相続・遺言に関する助言
  • 亡くなられた方の不動産売買

 

司法書士も弁護士と同じく、相続・遺産分割に関する不動産の分割や管理業務、相続・遺言に関する助言を行うことができます。

特に司法書士は「相続後の不動産の取り扱い」に強く、相続後の不動産をどうすべきか、適切なアドバイスと不動産管理や売買に関する代理業務を行ってくれます。

司法書士は、次のような相場価格で相続・遺産分割に関する業務を請け負っています。

 

  • 取得金額2000万円以下……20~30万円
  • 取得金額2000万円~5000万円……40~60万円
  • 取得金額1億円~……70万円~

 

※上記は一例です。

税理士、弁護士に依頼する金額に比べれば、司法書士に依頼する金額は安価です。

ただし、相続・遺産分割において業務として出来る範囲が少ないため、包括的に相続に関する相談をしたい場合は、司法書士は向いていません。

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相続・遺産分割のご相談は税理士と弁護士がオススメ!

「相続」「遺産分割」を親族間のトラブルなく、丸く収めたいと思うなら、法的に客観性を持つプロフェッショナルに依頼するのが1番です。

その中でも、特に相続・遺産分割において行える業務範囲が広くトラブル解決に強いプロをお探しなら、税理士か弁護士に依頼するのが1番でしょう。

特に相続・遺産分割の目的が「税金」なのか、「トラブル解決なのか」によって、どちらのプロを選ぶかを決めることをオススメします。

税理士 弁護士 司法書士
業務 書面作成、税金、財産、不動産 書面作成、財産、不動産、法律
(ほぼすべての範囲)
書面作成、財産分与、不動産
利用するメリット 相続税の支払い代行
相続税の支払いを0にまで近づける
相続・遺産分割における総合的な業務
親族間のトラブル処理
相続・遺産分割に関する助言
不動産の管理、売買
得意とする分野
  • 貯金
  • 土地、不動産
  • 株式(社債)
  • 生命保険
  • 美術品などの資産
  • その他税の支払い
  • 遺言証の作成
  • 死後の相続手続き(亡くなられた方の代理人として)
  • 遺産分割の細かな分配
  • 各種、不動産や保険などの取り扱い
  • 相続に関係する手続きの代行や助言
  • 法的な代行業務
  • 遺産管理業務
  • 不動産名義の変更
  • 相続・遺言に関する助言
  • 亡くなられた方の不動産売買
相場価格
  • 取得金額5000万円以下……20~50万円
  • 取得金額5000万円~7000万円……30~70万円
  • 取得金額7000万円~1億円……35~100万円
  • 取得金額1000万円以下……~50万円
  • 取得金額1000万円~9000万円……80~500万円
  • 取得金額1億円~……600万円~
  • 取得金額2000万円以下……20~30万円
  • 取得金額2000万円~5000万円……40~60万円
  • 取得金額1億円~……70万円~

金額だけ見ると司法書士に依頼する方が、金額が安いように思えますが行える業務が少ないため相続・遺産分割への相談先としては弱いので、あまりおすすめできません。

そして、もっとも相続者間でトラブルになりやすい「金銭(借金)に関する問題」「遺産分割の相続者間での意見の行き違い」を適切に処理できるのは税理士か弁護士だけです。

税理士や弁護士に支払う金額は高く見えますが、それは取得金額が大きいからであり。取得金額の割合から考えると、支払う総額は決して大きくありません。

むしろ相続者間でトラブルになった際の損失は、税理士や弁護士に支払う費用以上に手間とお金がかかります!

もし、相続・遺産分割について悩みを抱えているのなら、支払うべき税金を安くし。相続人同士でのトラブルを避けるためにも、税理士と弁護士に相談することからはじめましょう。

税理士にも得意、不得意分野があります。

税理士によって納税額が大きく変わることもあります。

そんな失敗を回避するには『相続税申告が得意な税理士』選びが重要に!!

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